1 事案の概要

依頼者は、盗撮行為を行ってしまい、性的姿態撮影等処罰法違反の被疑事実により取調べを受けました。
在宅事件として取調べが開始した直後のタイミングで当事務所にご相談いただき、被害者との示談を目標としてご依頼いただくこととなりました。

2 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、ご依頼後、速やかに示談交渉に着手しました。
被害者は当初は難色を示していましたが、被害者と直接面談するなどして時間をかけて説得し、被害届の取下げを含む示談を成立させました。

3 当事務所が関与した結果

被害届の取下げを含む示談を成立させたことにより、事件は検察庁に送致されることなく終結となりました。

4 解決のポイント

本件では、捜査開始後速やかにご相談いただくことにより、示談および被害届の取下げについても速やかに着手することができました。
また、盗撮というのは被害者の心理として示談が難しい類型の事件ですが、被害者に対し誠実に交渉を行ったことで、無事に示談を成立させることができた事案でした。

解決事例の一部をご紹介させて頂きます

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解決事例
1 傷害事件で逮捕・勾留されていたところ、示談契約の成立による被害届の取下げを受け、ご依頼から4日後に勾留決定の取消しによる釈放(その後、ほどなく不起訴処分)を得た事案
2 30代の男性が、性的姿態撮影等処罰法に違反する盗撮行為をした事件において、被害者との示談を成立させ、被害届が取り下げられた結果、不起訴処分を獲得した事案
3 不同意わいせつ事件において、被害者との示談が成立しなかったものの、弁済供託をすることで、不起訴処分を獲得した事例
4 1年以上前から差し押さえられていた携帯電話につき、押収物還付請求をし、返還を受けた事例
5 性犯罪の疑いで起訴されたのに対し、無罪判決を獲得した事案
6 窃盗事件において、複数の被害者との示談および保釈に成功し、執行猶予付き判決を獲得した事例
7 盗撮事件において、被害者との示談を成立させ、被害届の取下げにより検察庁への送致を回避できた事案